森と土と水と私たちの生活
桜島ふれんず 農園ブログ タグ: さくふれ, 自然, 自然栽培
私たち「農園桜島ふれんず」のスタッフは鹿児島県大隅半島に住んでいます。
大隅半島に殿と構える高隈山及び高隈連山は自然林が3分の2、人工林は3分の1とほんまに自然がいっぱいで豊かなんです!
この大自然から、私たちが受ける恵はとても尊くて最高で素晴らしいです!
大隅半島には多量の雨が降ります。大雨も日常茶飯事です。本州やったら、場所によっては土砂崩れもしょっちゅうあってもおかしくないと思うぐらいです。
でも大丈夫、
大隅半島にある高隈山及び高隈連山が守ってくれてます!
自然林が3分の2あることで、木の根からしっかりと土中に根付き、落ち葉や木が腐食して土に還ります。
虫や微生物たちが土を食べ、虫や微生物をモグラなどの動物たちが食べて、土中に大小さまざまな通り道ができます。
大雨が降っても土中のさまざまな通り道(穴)を雨水が通り、大きい穴はすぐに浸透され地下水となり、小さい穴には水は入り込まず森の地面を流れます。大きい穴があることで、地下水がたまります。そのことで土砂崩れが起こりにくい環境を作ってくれています!
そして、地下水は一定量ずつ川に流れます。大雨でも小雨でも、雨が降らなくても、一定量の地下水が川に流れて私たちの町まで水を運んでくれているのです!まさに、水(雨)と森(木や植物や昆虫、動物たち)と土の大自然が作ったコントラストやと思います!
私たちは農園桜島ふれんずで無農薬無肥料のお米と小麦たちを育てています。高隈山からの恩恵を受けた水を使わせていただくことで、人に優しい農作物をそだてることができる奇跡に感謝ですね!
そして、森の土は木々は木の根、植物、微生物、昆虫、動物たち、そして菌類、この地球上に自然に存在する全ての生物たちが、ほんまに長い年月をかけて土を作ります。作り出された土は、水はけが良く温かでフカフカなんです!
私たちも、そんな最高に素晴らしい土に少しでも近づけるように、コツコツと大自然に近い土作りをしていきます!
森の土には到底及ばないということを常に心に刻んで土作りをしていきます!